連続殺人鬼カエル男

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連続殺人鬼カエル男

描写がグロい。ここまで書かないといけないのか、というぐらいのおぞましさ。文章で気分が悪くなるのって初めての体験かもしれない。これまで何冊もミステリーを読んできたけど、一番しんどかったと思う。Amazonのレビューでも読み飛ばしたというのが何件かあった。

ただ、これがおもしろかったんだよなあ。最後のどんでん返しで自分の思い込みをひっくり返されて、気持ち悪さも全部どこかに吹き飛んでしまった。

刑法39条の心神喪失の有無による責任能力や、市民が暴徒化するなど、社会的な問題点も描かれていて考えさせられる1冊だった。

最初の殺人のところでギリギリ耐えられるぐらいだと、中盤以降がしんどくなるので、ある程度覚悟をして読んだ方がいいと思う。