北海道 最北端・最南端の旅 準備編

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「日本本土四極踏破証明書」というものがある。これは日本本土の最北端、最東端、最南端、最西端に到達したことを証明するもので、東西南北の端にある地点に行くともらえるものだ。

https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/shisei/koryu/yonnkyokukouryuu.html

最北端は北海道の稚内市(宗谷岬)、最東端は同じく北海道の根室市(納沙布岬)、最南端は鹿児島県の南大隅町(佐多岬)、そして最西端は長崎県の佐世保市(神崎鼻)だ。沖縄県が含まれていないのは、日本の本土の定義がいくつかあり、沖縄県が含まれていない定義も存在するから、というより、いろんな事情があったのだと推測される。

日本本土四極踏破証明書の存在を知ったのは3〜4年前だったと記憶しているが、いつか行ってみたいと思っていた。ただ、子供が小さいのと、まとまった休みが取りづらいということもあり、なかなか行く機会が得られなかった。

今年になって、会社からまとまった休みをもらえたこともあり、ここで行かないともう一生行けないような気がしたので行くことに決めた。最初は、金をかけてもいいから1週間の休みで最北端、最東端、最南端、最西端のすべてに行くことを考えた。しかし、すぐに困難だということがわかった。北海道はとんでもなく広いということを理解していなかった。函館→札幌間もかなり距離があるし、札幌から稚内や根室ははるかに遠い。やるとしたら、すべて飛行機で移動するしか選択肢がなかったが、飛行機が苦手なので、この計画は没になった。

そういうこともあって、今回は北海道の最北端と最東端のみを目指すことにした。それであれば鉄道だけでもギリギリなんとかなる。北海道の鉄道で旅行するときの問題点は、乗車時間もそうだけど本数が少ないのと、遅れやすいところにあると思う。本数が少ないので1本でも乗り遅れると致命傷になりかねない上、鹿と衝突して遅れるということがけっこうある。結果から言うと今回はほとんど遅れることはなかったが、一歩間違えたら東京に帰れなかった可能性があった。北海道を鉄道で旅行するときは、時間に余裕がないと取り返しのつかないことになる危険があることを身をもって知った。

家庭の事情もあって、与えられた6日間だった。ChatGPTと相談して以下の行程を計画した。

  • 1日目: 東京→函館→札幌
  • 2日目: 札幌→稚内→旭川
  • 3日目: 旭川→余市→札幌
  • 4日目: 札幌→釧路→根室→釧路
  • 5日目: 釧路→函館
  • 6日目: 函館→東京

かなり詰め込んだスケジュールである。2日目は朝6時過ぎから22時前まで移動しっぱなしで、4日目も根室(納沙布岬)に行ってすぐに釧路に戻る行程だ。5日目も地味にハード。机上では問題なそうだが北海道でこの行程を組むのはけっこうリスキーだと今では思う。

そして、出発前にこの行程が破綻する。特急の指定席を予約するために「えきねっと」にログインしたら何やら赤い文章が表示されていた。読むと、大雨の影響で函館→札幌の特急北斗が運休と記されていた。1日目で札幌まで着けないと2日目以降のスケジュールに影響が出てしまい、最北端、最南端に到達することが難しくなってしまう。それは非常に困る。ということで出発までにChatGPTとめちゃくちゃ相談して以下の行程に変更した。

  • 1日目: 羽田→稚内
  • 2日目: 稚内→札幌
  • 3日目: 札幌→余市→札幌
  • 4日目: 札幌→釧路→根室→釧路
  • 5日目: 釧路→羽田
  • 6日目: 予備日

函館から札幌へは不通の区間のみ代替バスが出るとアナウンスがあったが、大幅な時間のロスが明らかだし、バスに必ず乗れるという保証がないため、リスクがあると考えて函館を諦めることにした。それであれば空路しか選択肢がない(海路は酔うので無理)ため、新千歳に行くことを検討した。しかし、新千歳から稚内はかなり遠い。それであれば稚内空港まで飛べばいいんじゃないか、ということで羽田から稚内に行き、そのあしで1日目に宗谷岬まで行くことにした。

そうすることで2日目に大きな余裕ができる。早朝に稚内を出発すれば昼には札幌に着ける。年齢的にも体力が衰えてきているので、ここで無理をしない方が得策だというのも頭にあった。

また、帰りも結局函館には行ける感じはなかったので、空路を使う選択を取った。根室の中標津空港か釧路のたんちょう釧路空港の2択だったが、釧路の方が中心地から近いので釧路を選択した。万が一、飛行機が運休になったときのために6日目は予備日とした。

行程を見直すにあたって、ChatGPTが本当に役に立った。出発前の計画だけでなく、旅行中も急に判断が必要になったときはChatGPTに頼っていた。自分で検索して調べることはほぼなかった。おかげで快適な旅行を満喫することができた。

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